安土城で武士なTVアニメ動画ランキング 2

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67.5 1 安土城で武士なアニメランキング1位
信長協奏曲(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (486)
2158人が棚に入れました
ごくごく普通の今どき高校生サブロー。そんなサブローがひょんなことから飛ばされたのは、なんと戦国時代! そう、彼はタイムスリップしてしまったのである。自分の人生に日本の歴史なんてこれっぽっちも関係ないと思っていたサブロー。そんな彼がこの時代で出会ったのは、あの織田信長であった。歴史上とは似ても似つかないほど病弱な信長に、更に驚くべき頼み事をされる。それは、信長とサブローが入れ替わることであった…
乱世で生きることとなってしまった平成育ち信長の、奔放奮闘記!!

声優・キャラクター
宮野真守、梶裕貴、水樹奈々、中村悠一、悠木碧、興津和幸、小山力也、浅沼晋太郎、三宅健太、高橋伸也、緒方賢一、福山潤、櫻井孝宏、木村良平、杉崎亮、吉野裕行、村瀬歩、杉田智和、黒田崇矢、内山昂輝、清川元夢、秋元羊介、小栗旬

おふとん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

使い古された「信長」に、再び命を吹き込んだかも?

現代の高校生サブローが戦国時代にタイムスリップ、
病弱な信長になり代わり織田家を率いて天下統一を目指す国盗り物語。
基本的に史実通りに話が進むので、歴史ifとしての真新しさは無し。
戦国武将たちの女体化もしてないので萌えも無し(´;ω;`)の全10話。


過去へのタイムスリップものと言えば、当時の人々が知りえない情報・知識やオーバーテク兵器を駆使する「後出しジャンケン」を楽しむのが常道。(例えば「戦国自衛隊」や「ジパング」など) 或いは価値観・倫理観の相違に悩み葛藤しながら、その時代で自分らしい生き方を模索していく主人公を描くとか。

本作は歴史の知識皆無、飄々としていい感じでマイペースのサブローを主人公に据えることで、
前述の後出しジャンケン要素や、時代に翻弄されざるを得なかった従来の主人公像をオミット。
タイムスリップもののパターン破りに挑んだ快作とも言えそうです。(他に類似作あったら御免なさい)

第1話から最終話まで劇中の時間で20年以上経過しますが、いつまで経っても戦国時代の常識も固定観念も持たない、フリーダムな「普通の高校生」サブローが時代を振り回していく様はなかなか痛快。
既成概念を次々と覆して覇を唱えた本物の信長像と、サブローがいつしかダブって見えるようになってくるのですが、史実をトレースする以上問題になるのが大量虐殺など信長の暗い側面。

コミカルな性格付けをされたサブローが信長の暗黒面を演じるのは無理。片手落ち覚悟でスルーか?
そこでキーになってくるのがタイトルの「信長協奏曲」。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、
なるほど、コンチェルトってそういう意味ね。「管弦楽曲と独奏楽器」或いは「光と影」とでも言うべきか。


で、本題ですが、本作を本格歴史ドラマだと思って観てしまうと、少々というか、かなり物足りない。
サブローが「何を考えてどう行動したか」の「何を考えて」が抜け落ちてるので、気の向くままその場の思いつきで行動していたら、気がつけば史実通りに事が運んでいるようにしか見えないです。
サブローの脱力系(笑)のキャラ的にも深慮遠謀とは程遠いので事実そうなのだろうし、それでいい。

という訳で、信長の政略・合戦を詳細に描くよりは、周囲の人間とのややもすれば噛合わない掛け合いをコメディタッチで描く、笑いあり涙ありのホームドラマ的な所に力点を置いた作品だと理解してます。 光秀・秀吉・帰蝶等々ここだけは史実と異る周囲との人間関係、彼らとのズレた会話劇が面白い。


作画は往々にして評価の芳しくないロトスコープ。不気味な顔のキャラが不気味なリアルさで動き回る様を想像して敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、キャラの顔部分は実写トレースではなくアニメ絵が被せてあるし、体の線が出づらい戦国期の衣装を着てますので、結構アニメチックに動きます。
表情の変化が少ないですが、これはロトスコのせいというよりは、原作漫画が元々そうなんでしょ多分。
(作風からお察ししてみました)


大河ドラマ等で頻繁に戦国時代ものは放映されていて、必ずと言っていいほど毎回信長にもスポットが当たるので、正直観飽きていた「織田信長」に、斬新な切り口で再び命を吹き込んだ作品かも?
「?」が付くのは完結まで描かれていないから。本命は月9の実写ドラマの方でしょうが、番宣アニメで終わらせるには余りにも惜しい。ちゃんと続編を作って、本能寺までサブロー信長を見せて頂きたい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 25

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイムスリップできたところで信長の身代わりに簡単になれるのかなぁ……

主人公のサブローは戦国時代へタイムスリップしてしまう。
タイムスリップした場所で出会った織田信長と顔がそっくりで信長に身代わりを頼まれる。
織田信長となったサブローはうる覚えの日本史の知識で天下統一を目指す事となる。

基本的に史実に忠実。
キチンと桶狭間の戦いもクリアしています。

一番のポイントであるサブロー(信長)ですが、今時のチャラい若者と同じ感覚です。
しかし、本能寺の変を引き起こした人物の事を知らないとは……
ゆとり教育の弊害でしょうか^^;

戦国時代の荒波に放り出されたサブローですが、顔が似ているだけで身代わりになれるかどうかは疑問です。
簡単に馬に乗る事も難しいでしょうね。

フジテレビ開局55周年プロジェクトの一環。
アニメの他にも実写ドラマ・実写映画を制作する事が決定済み。
まずアニメ化にしたのは周囲の反応を見る事と大掛かりなスタジオで実写作品を作るよりは簡単だったという理由かもしれません。

本作品はサブロー(信長)が周囲を敵に囲まれているところで終了。
まだまだ本能寺の変までは時間があります。
とても中途半端なところでアニメは終わってしまいました。
原作が連載中なので仕方が無いのかもしれませんが、できれば信長の一生まで描いてもらいたかったです。
戦国時代や織田信長に興味がある人にとっては見やすい作品に仕上がっています。
気軽に見る事ができるので、少しでも日本史に興味を持っていただけたら幸いに存じ奉り候。


【補足】
アニメ放送の最後に出てくる「信長ニュース」とかいうのは、正直、邪魔でした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 45
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

絵はアレだけど、面白い!! 下手な大河ドラマより、感動作だった。音楽が抜群にイイ!!

「乱世で生きることとなってしまった平成育ち信長の奔放奮闘記!」

主人公・サブローは高い塀から足を滑らせ転落したことをきっかけに、戦国時代(1549年)へとタイムスリップしてしまう。


【まず結論から】
日常系萌えアニメやロボットバトルアニメしか観ませんとゆう方には、無理には薦めませんが、
実写の映画やドラマを観て普通に感動できる方なら、面白くて、感動できる作品だと思います。
とにかく、絵が理由でこの作品を観ることを迷っているなら、もったいないです。

あとは、長々と書いているので、隠しているところは、読んでやってもいいと思ったご興味のある方だけ、読んでやってくださいませww


◆1話~4話まで観た印象
ネタバレレビューを読む

#5 らぶれたぁ(↓あらすじだけ)
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#6 明智光秀
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#7 信長を討て!
ネタバレレビューを読む 長政とお市のやりとりは、うるうるします。
#8 まさかの裏切り
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#9 イバラの道
ネタバレレビューを読む いいな、男のロマン!感動します。


◆9話まで観たけど、やっぱり面白い。
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◆本当に素晴らしい最終回でした。<ネタバレ注意>
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思わず笑ってしまうとぼけた台詞や
カッコよくて感動的なシーンや名言もたっくさんでてきました。

話は途中なのにこの満足感は何なんだろう。見事としか言いようが無い。


■この作品についての勝手な考察
実写ドラマの作り方を活かして制作したアニメなのかも知れません。
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【参考情報】

▼NEW
「信長協奏曲」コミックス11巻にドラマCD付き特別版の発売決定、
TVアニメ未収録の「修学旅行IN京都編」が収録
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▼事前参考情報もろもろ
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■放送情報
フジテレビ:7/11(金) 25:50~
(初回26:10~)
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EDテーマ「不可逆リプレイス」作詞・作曲・歌 - MY FIRST STORY
▼Here is the full song
https://www.youtube.com/watch?v=5fba9R2G3eE

■スタッフ
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■声優
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投稿 : 2025/02/15
♥ : 29

64.2 2 安土城で武士なアニメランキング2位
戦国BASARA[バサラ](TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (334)
1795人が棚に入れました
『戦国BASARA』(せんごくバサラ)はカプコンから発売されているアクションゲーム、およびそのシリーズ名。ロゴタイプは、伊達家の家紋「竹に雀」を背景に「戦国」と「BASARA」を二段に分けて書かれたものである。「BASARA(婆娑羅)」の意。
【ストーリー】時は戦国、群雄割拠の時代──。
天下統一を狙うべく、全国各地で兵(つわもの)たちが鬨の声を上げる。ある者は己の野心のため、ある者は気高き理想のため、各々に譲れぬ信念を胸に抱き、戦乱の世を駆け抜ける。

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

レッツ!パーリー!

おバカアニメっすなぁ
スタイリッシュ英雄アクションアニメです
行き過ぎた熱さが笑いを呼ぶ作品です

制作はプロダクションIG
局によって作画が違うアニメなんて言われてますが
全体的に出来が良く、テロ力もすごいです
戦闘シーンの見せ方もかなり良いし
アクションアニメとしては最高に部類に属しますね
存在自体がギャグですが

ここの登場人物はいろいろ超越してますね
各キャラが魅力的な分、主人公伊達政宗が空気化してましたが
あれこの人主人公だよね?
まぁとにかくキャラがあってこそのストーリーでした

足軽ダンサーズのOPは映像曲ともに良いです
歌手はabingdon boys schoolです
西川貴教氏ですが、この人がガチオタだったのは驚きました
迷い猫やらクェイサーやら、ラインナップがまた・・・

史実?なにそれおいしいの?的なノリでやってます
そうゆう要素でもまた楽しめるので、さほど気にはならなと思いますが
いやそもそもレッツパーリーって英g(ry

突っ込みだすときりがないアニメです
しかし、勢いと熱さは天下一品
見てていろいろ晴れます

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

踊る阿呆に見る阿呆。

この作品のゲームは1だったか2だったか忘れましたが結構やってたんですよねぇ・・・
光栄の劣化版としか思えない出来で、呆れつつも半ばクソゲーをやる気分でやってました。
キャラはやたら個性的で笑えましたが、無双シリーズより明らかに「つまらない」という残念な記憶が。
こんなわけわからんキャラゲーが大ヒットするとか、一体どういうことなんだと。
なんだかんだでゲームのあほくささは割と好きでしたけどね。

史実もクソもない、原作と同じく振り切れ方が半端でないという
戦国ファンには安易には見せられないほど酷い作品です。
まぁ徹頭徹尾情け容赦なく史実をぶち壊すのはむしろ心地いいですが。

原作ファンからしたら面白かったですけど、かなりストーリーは適当。
とりあえず魔王信長を倒せーという熱いバトルを勢いだけで見れば面白いとは思います。
キャラが好きになれなければしょーもないバトルアニメでしょうね。
忠勝の出番をもっと増やしてくれればもっと面白かったのにw
二期は未視聴だけど、ちょっと見る気になれない。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 13

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

“歴女”という造語の産みの親

原作ゲームプレイ済。

伊達政宗、真田幸村のふたりを主人公に迎えた無双系アクションゲーム『戦国BASARA』の大ヒットからテレビアニメ化。この作品の人気により、当時“武将ブーム”が起きたことから「歴女」という造語が誕生したと記憶しております。

このアニメが放送されたのは2009年の4月からで、私は同年7月に宮城旅行の一環として、伊達政宗騎馬像のある青葉城(仙台城)や宮城縣護國神社なども観て廻ったんですが、そこに掛けられていた絵馬が戦国BASARAのイラスト入り絵馬で埋め尽くされている異様な光景を目の当りにしたのを強烈に覚えております(写真も数枚あるのでお見せしたいw)。どれほどに「戦国BASARA」人気が凄まじかったのかその片鱗だけでもお伝えできればと思います。

ちなみに同じく仙台の『かんなぎ』聖地やご当地イベントも立ち寄ったのですが、公民館のような場所で催されていた「かんなぎ神社」の方は私ら以外に人がおらず閑古鳥が鳴いておりました。絵馬を掛ける台はスッカラカンでたったの4枚しかなく、しかもその一枚は関係者によるイベント祈願という…。こちらは例の“かんなぎ騒動”によるショックが大きかったようです。


して戦国BASARAは、ゲームも相当にやり込めるほど楽しめましたが、このアニメも毎回熱い展開で面白かった。放送当時に視聴したこととゲームの内容とで混ざってしまっている箇所もあるかもですが、伊達政宗を演じた声優・中井和哉さんの格好よさが際立っており、なぜかあの独眼流政宗が「Let's Party!!」など英語を織り交ぜ話すキャラと化していたのもよかったw

そしてもうひとりの主人公・真田幸村(声:保志総一朗)は少年マンガに登場するような熱血キャラでその熱さはぶっ飛びまくっています!

武田信玄(声:玄田哲章)との
「親方さまあああああああああ!」
「幸村あああああああ!」
「親方さまあああああああああ!」
「幸村あああああああ!」

といったふたりのよくわからない掛け合いのシーンは爆笑せずにはいられなかったw

ちなみにこれを綴っていて気づいたんですがキャストが豪華すぎる! そこまで声優に詳しくない私でも知っているベテラン方がぎっしりでした。(以下は一部)

伊達政宗(中井和哉)
真田幸村(保志総一朗)
片倉小十郎(森川智之)
武田信玄(玄田哲章)
猿飛佐助(子安武人)
かすが (桑谷夏子)
お市 (能登麻美子)
明智光秀(速水奨)
織田信長(若本規夫)
松永久秀(藤原啓治)
長曾我部(石野竜三)
毛利元就(中原茂)
島津義弘(緒方賢一)


若本規夫さんが演じた織田信長なんぞは、第六天魔王どころかもはや人外。そのほか登場する多くの歴史上有名な人物もやりすぎなほどにキャラが立っており、キャラクターを観ているだけでも十分に楽しめる作品と思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 14
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